愛に戦え!

人生をジャニーズさんに捧げたアラサー女の呟き。最近若いグループにもお熱。

愛のかたまりについて考えてみた。

"日々が愛のかたまり"

 

 

この一節が、この曲最大のポイントで、すべてが込められていると思います。

 

愛のかたまり」はKinKiファンなら誰でも知っているといっても過言ではない作品。多くの後輩にも支援されています。
平成13(2001)年11月14日に発売された「Hey!みんな元気かい?」のc/w。
イントロの入りが何とも印象的で、女性目線で物語がはじまっています。
作詞:堂本剛、作曲:堂本光一
歌詞から読み取れる女性の恋心。
喜び・不安・悲しみ・期待・愛しさ…。
最初聴いた時に、ああ、こういう恋をしたいなと思った人は多いはず。
もちろん私のそのひとり。
こういう恋をしたいし、こういう愛をされたい。
恋愛をしている人は共感できる部分も多かったかもしれません。

また、「F album」にはアコースティックバージョンとして、「M album」にはセルフカバーとして収録されています。
曲調が変わると、この物語も雰囲気が一掃されるのがKinKiの魅力というか魔力だと思います。
オリジナルの愛のかたまりは、恋という素敵な世界観を表現しているように感じ、アコースティックバージョンは大人の恋を表しているようにも思えます。

そして、問題(?)のセルフカバー編。

これを最初聴いた時は、何て哀しい歌なんだろうと思いました。
これから心中でもするのか…とひとりツッコミをいれたくらいです。
元々KinKiが歌うとどういうわけか哀愁漂う曲調に変化してしまう傾向にあり…(哀しい歌が多いですけど)。
愛のかたまりって、こんなに切なくて哀しい物語だった!?と真面目に考えてしまいました。
愛しているから、これからふたりだけの世界へ行こう…という空気が満載で、鳥肌が立ったのを覚えています。
でも、それもこれも全てが「愛のかたまり」なんですよね。

「愛」について歌っていきたいと常々剛くんは云っていました。
歌い方、アレンジ、年齢…その時々によって仕えたい想いは異なると思います。
それと受け取り方の違い。
人それぞれ感じ方や捉え方は違うもの。
いいんです。これから心中しようが、海で追いかけっこするシーンに捉えようが。
ただ、この曲はファンにとってとても大切な一曲であることはかわりありません。
この曲を知らない多くの人に知ってもらいたい。
そして、それぞれの"愛のかたまり"を見つけてもらいたい。
KinKiのふたりが大切にしているように、この曲が多くの人の心に響くことを願っています。


※これは幸せの歌で心中する男女の想いを描いたものではありません。